! ハイレベルになってきました^^;伸び悩んでおります。いろんな方に見ていただきたい♪そんな想いにどうか一つお力を~mm 僕がこの仕事につき現場で働き始め、初めてまともにお客様の口に入るお料理を任せていただいた仕事が『胡麻豆腐』だったように思う。 古くからある、ごくごく普通の当たり前の仕事の一つだが、最近ではヘタに作るよりも美味しい既製品が沢山出回り、時間ばかり掛かるこんな仕事は少なくなってゆくのかもしれない。。。 磨き胡麻と呼ばれる生?の状態の胡麻を分量の水と酒に一晩浸し、柔らかくなった胡麻をすりつぶして(今では機械)風味を縛りだし、葛粉を入れてひたすら練る!といういたってシンプルな仕事だ。 シンプルゆえに奥が深い!・・・なんてことも無く^^;ただただ力のいる仕事だと思っていた。。 基本的にボウズ(一年生)に与えられる、いわゆる肉体労働^^;的仕事だが、雑用ばかりの時間の中、直接料理に携われる唯一の機会だった。。。 その頃働いていたホテルでは一日に大体2~3キロの胡麻を豆腐にしていたので(約200人前)鍋を火にかけはじめてからでも、ひたすらに練ること2時間くらいの重労働だった^^;。 同期入社がいなく、ボウズが一人ぼっちだった僕には毎日の日課となっていた。。。 手はマメが出来るわ><皮は剥けるわ><汗ダクなるわ><筋肉痛なるわ><・・・と、まぁそんなのが毎日毎日。。。。。 それでも、『自分が練った胡麻豆腐は誰が練ったのよりもリキ(独特の食感)があって美味いんだ』と、思うように自分に言い聞かせ、頑張って練っていた日々を思い出す^^。 たまたま、若い子に一から教える機会があったので何年振りかに練ってみた^^。 ほんの500g(当時の4分の一)程度だが、汗ダクになってしまった^^;。 その当時「煮方」だった先輩(今は京都で料理長)が言っていた言葉を思い出す。。。 『美味しくなぁれ~美味しくなぁれぇ~!って想いながら練るんやぁ~^^♪』と。 ごくごく一般的なたかだか知れた胡麻豆腐。特別食べたいと思うほどのモノでもないのかもしれない。。 されど、僕には少しだけ想い出があり、少しだけこだわりがある。 辛くて挫けそうだった日々や褒められて嬉しかった日々。。胡麻のすり具合や微妙な火加減。 そんな想いも若い子たちにはしてもらいたいし、伝えられればと思う。 ただの力仕事だと思っていたが、今はそんな風に考えられるようになった^^。 いい料理人になってもらいたい。 そのためにも僕ももっともっと頑張らねば♪^^ ! ハイレベルになってきました^^;伸び悩んでおります。いろんな方に見ていただきたい♪そんな想いにどうか一つお力を~mm
by grandiahousen
| 2008-07-06 07:40
| 板前日記♪
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